県陶芸美術館 ノリタケ140年 傑作110件 華やかな器の美堪能

茨城新聞
2016年10月2日
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オールドノリタケとして知られる明治大正期の華麗な花瓶や飾り皿から現代の傑作まで、一堂に紹介する企画展「華麗なるノリタケの挑戦」が1日、笠間市笠間の県陶芸美術館で開幕した。日本で初めて工業製品として洋食器セットが作られた「ノリタケ」の作品約110件を展示。140年の歴史の中で磨かれた技術や多彩なデザインが光る、華やかな器の美を堪能できる。会期は12月11日まで。

1876年の創業時は骨董(こっとう)品や陶磁器類を米国に輸出。流行を捉え、近代化する日本で技術開発に取り組みながら、独自の陶磁器を制作してきた。その歩みをたどりながら作品を見ることができる。

明治大正期のぜいを尽くした装飾つぼや、1914年に機械化に成功し制作された国産初のディナーセット、テーブルウエアの変遷を、年代を追って見られる。手書きのデザイン画と現物の対比、線や点を立体的に仕上げる盛り上げなどの技法も見どころ。

同館の山口和子学芸課長は「装飾目的のものから実用目的のものまでを一般の美術館が一堂に集めることはなかなかない。ディナー皿など自宅で使っているものがあって親しみやすいと思う。足を運んで」と話す。会期中はノリタケミュージアム学芸員の講演会や、転写紙を使ったマグカップ絵付けのワークショップなども行われる。

開館時間は午前9時半~午後5時。月曜休館(10日は開館、翌11日休館)。観覧料は一般820円、高校・大学生620円、小・中学生310円。

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