秋の臨時列車 JR高崎支社 D51、C61「重連」運転

上毛新聞
2016年8月28日

JR東日本高崎支社は24日、秋の臨時列車(10月1日~11月30日)の概要を発表した。人気の蒸気機関車(SL)は32本運行する。上越線で5年ぶりにD51とC61を連結して走らせる重連運転を行うほか、水上駅でのイベントに合わせ快速列車を計画するなど、秋の行楽シーズンの誘客を図る。
D51とC61の重連で旧型客車をけん引する「SLググっとぐんまみなかみ」は、ググっとぐんま観光キャンペーンが始まる10月1日に高崎―水上間を1往復する。昨年までは上越線と信越線のSLが高崎駅を同時発車するイベントが恒例となっていたが、今回は趣向を変え、重連運転を復活させた。
同15日は、水上駅で開くイベント「鉄道わくわく体験inみなかみ」に合わせ、「鉄道わくわく体験号」が新潟―水上間を1往復する。千葉みなと駅と水上駅を結ぶ「EL&SLみなかみ」も運行する。
上野駅や大船駅から万座・鹿沢口駅へ向かう「特急草津」や、紅葉シーズンに合わせて新潟―水上間を運転する「谷川岳紅葉号」なども予定している。
問い合わせは同支社(☎027・320・7111、平日午前9時半~午後5時半)へ。

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