「星のきれいな」南那須を舞台に映画撮影 10日から、富田監督作品「翼の生えた虎」

下野新聞
2016年8月10日

 【那須烏山・那珂川】南那須地区の美しい自然を舞台に人々の姿を描く映画「翼の生えた虎」の撮影が10日から始まる。

 監督は神奈川県出身の冨田航(とみたわたる)さん(26)で、夢を追って上京し強がって生きる主人公が故郷へ戻り、出会いを通して成長していく人間ドラマ。

 映画には山あげ祭のシーンもあり、市町民も出演。冨田監督は「人は強くなりたい見えを張って生きる。素直に生きる大切さを伝える作品を住民と作りたい」と意欲を見せている。

 冨田さんは慶応大卒業後、ショートフィルムの自主映画を手掛け「西東京映画祭シネマ倶楽部(くらぶ)特別賞」などを受賞。今回初の長編映画となる。ネットで「星のきれいな場所」を探したところ那須烏山市を見つけ、映画の舞台に決めた。

 約2年前から、市内キャンプ場にテントを張って主演の谷英明(たにひであき)さんと共に主人公の虎のイメージを作り上げる熱の入れよう。凜役は池田香織(いけだかおり)さんが演じる。カメラはシンガポールで活躍するショーン・ネオさん(26)が担当する。

 映画はクラウドファンディングで現在も制作費を公募しており、来年2月上旬の完成を目指す。

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