安全祈願し「ぶっつけ」 今宮神社に仮屋台集結 鹿沼

下野新聞
2015年9月13日

 【鹿沼】10月に行われる今宮神社例大祭の際に、氏子町内の屋台が同神社に集結する「付け祭り」への参加の意思を各町が示す「ぶっつけ(仮屋台奉納)」が12日、同神社で行われた。

 2016年にユネスコ無形文化遺産登録が見込まれる「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」の一環。付け祭りに屋台を出す23町のうち、22町が屋台を模した仮屋台を境内に繰り込んだ。大雨被害で深刻な被害を受けた府所本町は、住民の多くが復旧作業に取り組んでいるため、仮屋台の繰り込みは見送った。

 各町は、付け祭りの繰り込み時に屋台に取り付ける順番札を受け取った。その後ことしの一番町である下材木町を先頭に屋台を繰り出し、各町内を巡回した。

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