土用の丑の日 ウナギかば焼き、大忙し

茨城新聞
2016年7月30日

30日は「土用の丑(うし)の日」。県内のうなぎ料理店は29日、下ごしらえや予約対応に追われた。

水戸市泉町の老舗「ぬりや」では、店主の稲野辺容司さん(68)が早朝からウナギをさばき、串を打ち、白焼きにして蒸した。秘伝のたれに浸すと、香ばしい煙を上げながら、熟練の技で次々と焼き上げた。

同店には6月から問い合わせが入り、30日は既に予約でいっぱい。同店の稲野辺久智さん(38)は「これから暑さが厳しくなる。丑の日がすぎてもうなぎでスタミナを付けてほしい」と話した。

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