曇り空なんの 県内で海開き 大洗に家族連れ

茨城新聞
2016年7月17日

県内のほとんどの海水浴場で16日、海開きが行われた。多くの地域があいにくの曇り空だったものの、大洗サンビーチ海水浴場では県内外から海水浴シーズン到来を心待ちにしていた家族連れや若者が訪れ、海水浴を満喫した。水戸地方気象台によると、水戸の最高気温は26・4度と平年をやや下回った。海から湿った東風が吹いた影響で、県内全域で曇り空が続いた。一時的に晴れ間がのぞいた地域もあったが、最高気温が最も高かったのは土浦の27・8度で真夏日となった地点はなかった。

大洗サンビーチでは若者や子どもたちが水しぶきを上げて初泳ぎを楽しんだ。埼玉県から家族で訪れた北島都成さん(37)は「毎年家族で来るのを楽しみにしている」と笑顔。娘の瑠美(るみ)さん(8)と碧美(あみ)さん(6)は「水は少し冷たいけど気持ちいい。貝殻も拾えて楽しい」と話した。

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