水難事故に注意喚起 ひたちなか、宿泊業者集め講習会

茨城新聞
2016年7月6日

宿泊客に海水浴の注意を呼び掛けてもらおうと、茨城海上保安部は水戸地方気象台、ひたちなか警察署と合同で5日、ひたちなか市鍛冶屋窪の那珂湊コミュニティセンターで、市内の宿泊業者を対象にした講習会を開き、経営者ら約30人が離岸流や飲酒などによる水難事故の危険性を学んだ。

16日に同市内の海水浴場が海開きするのを前に、官民で水難事故を防ごうと開催。ひたちなか市、東海村の宿泊業者で構成される「県ホテル旅館生活衛生同業組合ひたちなか支部」の経営者らが参加した。

同部管内では昨年7~8月の海水浴シーズンに11件12人の水難事故が発生し、2人が亡くなっている。

講習会では同部交通課の遠藤絵美さんが、飲酒後におぼれた人のうち半数以上が亡くなっていることを説明した。また、離岸流を解説するDVDも使い、水流の速さが秒速1・5~2メートルで競泳のオリンピック選手と同等であることにも触れた。離岸流からの脱出方法として、岸と平行に泳ぐことを紹介した。その上で遠藤さんは「まち全体でお客さんの安全を見守りましょう」と呼び掛けた。

同市阿字ケ浦町の旅館で女将(おかみ)を務める岡部美津子さん(74)は「お客さんに体調を聞き、無理のない海水浴を促したい」と話した。

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