「県の石」に関心を 坂東、県自然博物館で展示

茨城新聞
2016年6月6日

県自然博物館(坂東市大崎)は、日本地質学会から「県の石」として認定された岩石「花こう岩」(笠間市)と鉱物「リチア電気石」(常陸太田市)、化石「ステゴロフォドン」(常陸大宮市=複製)の展示を始めた。身近な石や地層の特徴について、子どもたちが関心を深めるきっかけになりそうだ。19日まで。

リチア電気石は、常陸太田市小妻の妙見山で産出される珍しい鉱物。国内の産地は福岡県など数カ所しかない。緑やピンク、青色の柱状の結晶で、圧力を加えると電気を発生させる特徴を持つ。リチウムを含み、美しいものは宝石「トルマリン」として珍重される。

同館学芸嘱託員(地学研究室)の細谷正夫さん(67)は、展示されたリチア電気石について「これだけきれいな結晶は、国内産では珍しい。身近な所に産地があり、希少性がある。色の変化にも注目してほしい」と話している。

笠間市稲田や桜川市真壁などで産出される花こう岩は、墓石など身近なものに利用され県民になじみ深い。古代象のステゴロフォドンの化石は2011年、当時高校生だった同館ジュニア学芸員が常陸大宮市の地層から発見し、大きな話題を集めた。

問い合わせは同館(電)0297(38)2000

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