水田3面に 新競技も 5日 高崎・吉井で「どろんこ祭り」

上毛新聞
2016年6月4日

高崎市吉井町の初夏の風物詩「どろんこ祭り」(実行委員会主催)が5日、同町多比良の水田で開かれる。来場者5千人を目標に祭りの規模を拡大しており、今回は1面だった水田を3面に、新競技のどろんこドッジボール、バレーボール場などを増設した。
田植え前の水田で遊ぶ人気行事で昨年は2千人超が参加。増加する来場者へ対応しようと、今年は約1200台分の駐車場を確保した。
ウナギつかみ取り、手つなぎ親子リレー、障害物競走などの競技が行われ、水田横に3歳以下の子供が遊べるプールも設置。伝統芸能の発表も行われる。
地元産の新鮮な農産物やキムチを販売するどろんこ市や、すいとんや牛伏ドリームセンター考案の「どろんこ丼」などを提供する食堂も営業する。
祭りへ向け、都内でもPR活動を展開。実行委は「将来的には1万人の来場者を呼びたい。祭りをきっかけに交流を深めて、都内の人たちに吉井の空き家や休耕地を活用してほしい」としている。
午前10時~午後3時。参加費無料で申し込み不要。問い合わせは市吉井支所地域振興課(☎027・387・3111)へ。

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